「寝るより楽はない」は正しいか?
僕の座右の銘は「寝るより楽はない」です。だって寝るより楽な事って、多分、死ぬ以外に無いでしょ?死んだ後は楽そうだけど、死ぬ時は痛かったり苦しかったりしますよね、みんなそう言ってるから多分そうなんでしょ?
死んだら楽かは検証できない
健康食品の体験談みたいに「私はこれで楽に死ねました」とか「死んだら毎日楽ですよ。絶対オススメ!何でもっと早く死ななかったのかホント後悔してますよ」とか、聞いたことがありません。楽に死ねて、その後が本当に楽なのかの絶対的保証がない以上、やっぱり「寝るより楽はない」と言う結論になります。
白雪姫も目さえ覚まさなければ幸せだったかも
だから本当の理想は「目が覚めない永遠の眠り」ですね。白雪姫とか絶対に王子様の奥さんなんかになるより、目が覚めないままの方が幸せだったと思います。後々絶対苦労してますよ、跡取り問題、政変、戦争、王子様の浮気とかで。なにしろ寝ている間は何が起こっても全く気になりませんからね。
昔の狂歌にこんなものもあります。
「世の中に 寝るほど楽は なかりけり 浮世の馬鹿は 起きて働く」
起きて働く人を馬鹿呼ばわりするのは、全く同意出来ないですが、起きて働くのは本当に楽じゃありません。同意です。だから寝るのが一番楽なのです。
じゃあ人工睡眠試してみる?
さて、仮に10年や20年、人工冬眠のように長期間眠り続けられる技術が開発されたとして、今度はそれを実際に試すのが怖いです。
「ひょっとして目が覚めなかったら・・・」
って思うでしょ?普通。何年か眠り続けて、実際目が覚めて社会に戻ってきた例を確認しないことには怖くて怖くて試せません。
果たして社会復帰出来るのか?
目が覚めた人の例を確認できたとして、今度は社会復帰の問題です。家族や恋人を残して寝ちゃうのもあり得ないし、一緒に眠ったとして、目覚め後の仕事や人間関係はどうなるのでしょう?冬眠していただけじゃ体験記も書けません。「寝て起きたら10年後だった」の一文で終わっちゃいます。その後の社会復帰の苦労話くらいしか書けません。
だからやっぱり寝るのが一番楽
どうやら人工冬眠は目覚めの後に苦労が待っているだけのようです。すると、寝るのが一番楽そうです。だいたい必ず眼が覚めると言う高確率の保証付ですからね。
人生の何分の1かは寝てるんですから、ベッドは良いものにしましょう、と、むりやりまとめます。エアウィーブって何でこんなに高いんだ。。。四季布団って、ダジャレ?変換ミス?