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自民の選挙スローガン「この国を、守り抜く。」句読点の有無でイメージが全く違う 「日本を、守り抜く。」でないのはなぜ?その理由

「この国を、守り抜く。」

自由民主党の選挙スローガンだそうです。当たり前だけど、どの党もなぜか言い出さない、シンプルで力強いフレーズだと思います。

自民党の参議院議員の和田政宗さんのツイートですが、報道ではこうです。

www.jiji.com

「この国を守り抜く」句読点がありません。安倍首相が口頭で発表したから句読点が無いのでしょうが、この違いは重要です。

句読点があるとインパクトが違う。

「この国を、」と区切ることによって覚悟の程が強調されて伝わってきます。「守り抜く。」最後に句点があると断定的な強い意志を感じます。インパクトと宣言した感が出ます。日本語表現は豊かですね。

政権放送や街頭演説では「この国を、」のように途中に「ため」を作るのは少し変ですから「この国を守り抜く!」とフラット且つ力強く連呼するのでしょう。

「この国を、守り抜く。」句読点バージョンは恐らく安倍首相が選挙CMで訴えかける時のイメージです。CMの最後をこのコピーで締めるには、句読点を意識した断定口調がピッタリです。

なぜ「日本を、守り抜く。」ではないのか?

そこで1つ疑問が浮かびました。なぜ「この国を」であって「日本を」じゃないのでしょう。

  • この国を、守り抜く。
  • 日本を、守り抜く。

口に出しているだけであれば良いのですが、活字にすると「日本」だと少し右過ぎる印象です。僕は気になりませんが、万人に受け入れられるスローガンが良いに決まっているので、敢えて「日本」を使うのは避けたのでしょう。

もう1つ思うのは「この国を、守り抜く。」は世界中どこでも使えるユニバーサルなメッセージです。国名を使うと海外に伝わった時「We defend Japan」なんだかAmerica Firstのような独善的な印象を与えます。でも「この国」なら「We defend this nation」となるので共感を得やすいです(countryか迷いましたが、日本の文化や共同体のイメージでnationにしました。)。北朝鮮の核の脅威を感じるアジア諸国にも響くかもしれません。自分の国に置き換えることができるからです。

深読みしすぎかもですが、「日本を」でなく「この国を」としたのは凄いです。

希望党ののスローガンは?まさか本気で「日本をリセット」?

「安倍政権の暴走を止める」とかがスローガンなら志が低いですね。。。そもそも暴走してないし。各党で揃ったら比較してみるのも面白いと思います。希望の党が何を打ち出すか、楽しみです。まさか「日本をリセット」とか本気で使わないですよね?