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フランスとドイツで猛毒リシンを使ったテロ攻撃が未然に発覚。古くは70年台に傘刺し暗殺で使われたリシン!タンパク質の生成を止める恐ろしい猛毒!

フランスドイツで相次いで猛毒リシンを使ったテロ攻撃が未然に発覚!

あまり日本のニュースでは報道されていませんが、ドイツで恐ろしいテロが未然に発覚して防がれました。猛毒のリシンを使ってテロを計画していた疑いでチュニジア人の男性が逮捕されたのです。

毎度のことですが、容疑者はイスラム過激派組織が広めた製造方法に従ってリシンを含む爆弾を製造しようとしていたそうです。

www.afpbb.com

このニュースで知ったのですが、実は今年5月にもフランスで同様のテロ計画が未然に発覚していました。

www.afpbb.com

この容疑者も毒物の作り方を示す手引書を所持していたとのことです。どちらも未然に発覚して良かったですが、世界中にリシン爆弾製作マニュアルが流布していると思われるので、全く安心できません。

意外にも身近な存在の猛毒リシン

詳しくは以下をお読みいただければよくわかります。

リシン (毒物) - Wikipedia

リシンは意外にも身近な存在で少し驚きです。ざっくりご説明すると、リシン (Ricin) は、トウゴマ(ヒマ)の種子から抽出されるタンパク質です。ヒマの種子に毒性があることは古くから知られていたのですが、1888年に種子から有毒なタンパク質をだけを分離することに成功し、リシンと命名されました。

ご存知の通りヒマの種子から得られる油はひまし油(蓖麻子油)として広く使われていますよね。でも種にはリシンという猛毒を含んでいるってことです。

ちなみに致死量を摂取すると10時間後くらいに作用してきます。恐ろしいことにたんぱく質の合成が停止するのだそうです・・・そりゃ死ぬわ・・・

傘で刺す暗殺事件で使われた毒物

全然知らなかったのですが、リシンは70年台にブルガリア秘密警察が暗殺用毒物として利用していました。

リシン入りの弾丸を傘に偽装した空気銃で発射するという手口で1978年にロンドンでブルガリア出身の作家ゲオルギー・マルコフを暗殺しています。その他過去、様々なテロにも使われています。

ワールド&インテリジェンス 生物毒素「リシン」を使用した過去のテロ事件

毒物テロも防止が難しい・・・

いずれにせよ毒物は弱者の武器です。安価に大量殺人が可能です。

去年こんな記事を書きました。準備に時間もお金もかからないローテクテロの方法の一つとして「飲食店の無料トッピングに毒を盛る無差別テロ」が考えられると思います。

www.goodinfo.site

どんな毒でも入手さえできれば、ラーメン店などの無料トッピングの容器にこそっと入れて無差別テロが可能です。費用は毒の実費と交通費のみ。防ぎようがないですし、犯人特定も相当困難でしょう。自分はこれが怖くてとんこつラーメン店で紅ショウガや辛子高菜が入れられません。本当の話です。

まだまだテロには要注意!

去年の今頃と比べると、ここ最近はISの壊滅もありイスラム関連テロが減りましたが、地下に潜ったテロリストが粛々とこうしたローテクテロを準備しているかもしれません。日本も対岸の火事とせずに警戒するに越したことはありません。

安心している時にテロや災害は襲ってくるのですから。