グッドインフォ.site

自称国際政治評論家のお金に余裕のないサラリーマンがグッドインフォをお届けする、ゆるくキャッチーなブログです。

オットーワームビアさん釈放、死去でアメリカと中国を人権問題に引きずり込んだ北朝鮮の狙いは何?

お悔やみ申し上げます。

オットーワームビアさん、お亡くなりになってしまいましたね。まだ22歳。ご冥福をお祈りいたします。

大学生が旅行中ちょっとだけハメを外した結果が、北朝鮮の最高裁から国家転覆陰謀罪を宣告され、15年の労働教化刑って、まるでミッドナイトエクスプレスです。

ミッドナイト・エクスプレス [Blu-ray]

ミッドナイト・エクスプレス [Blu-ray]

 

北朝鮮は本当に非難されるべき。

 アメリカ人の旅行者が麻薬密輸の疑いでトルコで逮捕され、過酷な刑務所生活を3年過ごして出所できると思いきや、裁判のやり直しで刑期が30年になると言う地獄のような実話(脚色あり)です。でも、この映画でさえ主人公はオットーワームビアさんほど酷い目には遭っていません。五体満足で生きて脱獄できたんですから。北朝鮮は本当に非難されるべきだと思います。

さて、トランプ大統領は即座に北朝鮮を批判するコメントを出しました。

内容は普通といえば普通なんですが、北朝鮮の人権無視の姿勢を強く非難しているところにポイントがあります。トランプさんのツイッター活用法は色々言われますが、大統領声明そのものを見せてくれるのは良いですね。普通、政府のHPにアクセスして読むなんてことしませんから。

人権問題はアメリカ的価値観の根幹。

これまでトランプさんは北朝鮮の政治体制や人権問題に大きく言及したことはありませんでした。アメリカ本土に到達するICBMと核開発さえ止めれば、現体制については大目に見る、容認、維持という姿勢だったと思います。

北朝鮮は何か読み違えていないでしょうか?北朝鮮の核・ミサイル問題はまだ大多数のアメリカ人にとっては差し迫った脅威と思われていませんが、人権問題は一番センシティブなところです。アメリカ的価値観の根幹の問題でもあり、今回の人権蹂躙は絶対に看過できないでしょう。

北朝鮮としては、どこまでやったらトランプ大統領が本気で怒るのかを見定めるため、様々なちょっかいを出して様子見しているつもりなのでしょうけど、虎の尾踏んじゃってるかもしれません。

中国も窮地に。

中国にとっても困った展開です。自国の人権問題に触れられたくない中国は、ここでアメリカから北朝鮮の人権問題を持ち出されるのは本当に嫌でしょう。例えが少し悪いですが、警官が窃盗の疑いがある容疑者に、「あなたの容疑はとりあえず置いておくけど、あなたの子分がこの辺を空き巣で荒らしまくってるのを止めてくれないか?」って詰問されるわけですから。

早速、トランプさん中国の怠慢に言及。

さて、対話と圧力の対話の芽が断たれた、と言うか北朝鮮が自ら絶った流れですが、次はどうなるでしょうか。

 

武力行使、来るでしょうか?