グッドインフォ.site

自称国際政治評論家のお金に余裕のないサラリーマンがグッドインフォをお届けする、ゆるくキャッチーなブログです。

フィリピン ミンダナオ島の小学校占拠を巡る政府軍と武装組織BIFFの戦闘について

小学校を武装組織が占拠

6/21フィリピンのミンダナオ島の村の小学校が武装集団に占拠されたとのことです。

200人の武装集団が政府軍を襲撃して小学校を占拠。目的はマラウィに展開している政府軍の戦力を割いて、現地で戦闘中のイスラム過激派をサポートする陽動攻撃だったと推測されています。

ミンダナオ島の4つの武装組織の1つ「BIFF」

ミンダナオ島には4つの(!)武装勢力があって、今回小学校を占拠したのはその一つ、BIFF(バンサモロ イスラム自由戦士)、ISに忠誠を誓っている集団とのこと。他の3つはどこでいま何をしているのかと考えると本当に恐ろしいです。

しかし小学校を襲うのとは、さすがに人間の所業とは思えません。

ただ戦闘が起きたのが早朝で、どうやら通学前だった模様。だから今現在、児童が人質に取ららているというニュースは入ってきていません。もし本当にそうなら、僅かながらの人としての良心を感じます。

いや、ダメか。事態が収束しても子供たちにとっては学校が戦場になった記憶が残ります。登校するのにもちろん抵抗があるでしょう。いつまた襲撃されるか分からないんですから大人だって怖い。トラウマになって登校拒否になる子がいても何の不思議もありません。

子供が人質に?

しかしやっぱり僕が甘かった。子供が人質になっていると言う報道も出てきました。

'Children taken hostage' as ISIS militants storm school in the Philippines 

www.witsnews.com

人間の盾?

次の報道では武装集団曰く、人質でも人間の盾でも無く、ただ政府軍との戦闘から守ってあげているだけで必ず釈放する。と言っています。全く物は言いようですね。それこ人間の盾そのものですよ。

webegram.org

情報が錯綜、つまり現場が戦争状態ってこと。

情報ソースによって状況がバラバラで実際どうなのかがよく分かりません。情報が錯綜してるってことは、つまりは現場が戦闘中だって証拠。CNNのようにカメラと衛星インターネットを持って現地に直接乗り込むようなガッツのある記者は日本のキー局にはいませんから、もう続報を待つしかないですね。

こんなカオスなフィリピン情勢が全く報道されないのが本当に不思議ですが、ひょっとしたら政府が経済や観光に影響が出るのを恐れて報道管制を敷いているのかもしれません。あるいは報道されることによって国内外のイスラム過激派を刺激して、援軍としてミンダナオ島に集結するのを恐れているのかもしれません。十分あり得る理由です。

武装集団は撤退、事態は収束済み?

一応以下の報道では、前述の人質云々は無かったことになっていて、軍の報道官によると事態は収束して、武装集団は撤退したとのこと。本当ならそれで良かったですが、本当かな。。。

子供達も明日からすぐ登校ってわけには行かないでしょうし、軍も再度の襲撃に備えないといけません。陽動目的なら大成功なんでしょうね。子供たちがただただかわいそう。

www.afpbb.com

続報もないので、一旦事態は収まった風ですが、いずれにせよミンダナオ島がのっぴきならない状況なのは間違いなさそうです。

なぜ1ヶ月近く経っても政府軍が制圧できないのか?

フィリピン政府軍との戦闘はかれこれ1ヶ月に突入します。想像してみて欲しいんですが、離島にテロリストが集結して、政府軍が出動して、1ヶ月近く制圧できないってどういうことでしょう?

まず確実に言えるのは、マラウィで展開するイスラム過激派には、しっかりとした補給路が確保されているってことです。

武器や食料などの物資、キャッシュ等、潤沢な補給がなければこんなに長期間保つはずがありません。地理的に海路での補給路が確立しているんだと思います。情報が無いので分かりませんが、フィリピン海軍の動きが気になりますね。

ロドリゴ・ドゥテルテ大統領はイメージで損してますよね。これが昔のスーチンさんみたいなキャラだったら日本を含め世界中から支援と注目が集まっていたと思うんですけどね。

同じアジアで起きているIS絡みの話なので、今後も注視して行きたいと思います。

よろしければこちらもご覧いただけるとうれしいです。

 

www.goodinfo.site