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DMMの一口馬主事業 馬主版NISA ファン拡大につながるか?

DMMが一口馬主事業に乗り出しました。

www.daily.co.jp

後でご説明しますが、ざっくり言うと馬主版NISAです。

サラブレッドって大抵フェラーリより高い

競馬をご存じない方に簡単にご説明いたしますと、JRAの中央競馬で走っている競走馬は大概フェラーリなんかより値が張ります。億単位の馬も沢山いますし、どんなに安くても数百万円はします。ディープインパクトの子なら平均数千万円以上です。

血統が良くて値が張っても走るとは限らない

競馬が怖いのは血統が良くないと、なかなか良い成績を残せませんが、完璧な血統で何億もする馬だからと言って必ず走るとは限りらないってところです。中にはデビューすら叶わない場合もあります。

  • 6億円 ディナシー(父キングカメハメハ 母トゥザヴィクトリー)はデビュー出来ず引退。。。
  • 4億9,000万円 ザサンデーフサイチ(父ダンスインザダーク 母エアグルーヴ)41戦3勝で引退 獲得賞金7,196万円
  • 3億6,000万円 ラストグルーヴ(父ディープインパクト 母エアグルーヴ)1戦1勝で引退 獲得賞金600万円。。。

こんなリスキーな投資、他にあるでしょうか?いや、投資じゃないですね。馬を購入する時点で大博打です。

だから普通は一口馬主

そんな訳で一般的な個人がサラブレッドを所有するのは現実的ではありません。また馬主になるには厳密な審査もあります。だから普通は馬の権利を何百分の一かでホースクラブを通して購入する訳です。そうすればディープインパクトの子どもでも、一口なん十万円かで買えます。いわゆる一口馬主です。それでも通常は馬の維持管理費が月額でかかります。しかもデビューまで早くて2年はかかるんです。一口馬主のコスト感は、中古自動車を買って、保険・車検・ガソリン代がかかるようなイメージですね。

DMMドリームクラブ」の場合、1頭最大1万口 定額前払い制

DMMのシステムが画期的なのは、権利の口数が非常に多いことです。一般的なホースクラブでは50〜400口くらいで販売しますが、DMMドリームクラブ」の場合、1頭最大1万口で販売して、引退までの維持管理費を算出してコミコミの定額前払い。これは分かりやすく、買いやすいシステムだと思います。

5億円の馬でも1万口なら一口5万円。これな良血馬の馬主に誰でもなれそうです。夢が買えます。馬主版ミニ株のイメージです。

その分リターンは少ない

自分も過去に一口馬主になった経験があります。デビューまで総経費20万円くらいかかりました。2レース走って引退。。。まあ普通こんなものです。

所有権が10000分の1ならリターンだって同じ。5億円の馬に5万円投資して、総獲得賞金が5億円なら色々引くとリターン4万円くらいでしょうか。そして獲得賞金5億って、なかなかいません。

また、どんなにフィジカルが強い馬でも年間走るレースは10前後。病気や骨折もありますし、放牧と言って牧場で休養することもあります。毎月走る訳ではないんです。

だから本当に競馬が好きでないと、一口馬主になっても「こんなもんか」とがっかりするかもしれません。ましてや投資と捉えては絶対にダメです。走る宝くじを買うようなものと思った方が良いです。

色々デメリットも書きましたが、画期的なトライであることには違いありません。お財布と相談しながらミニ株のように購入出来て、超良血馬の馬主になれるのは魅力的なシステムです。競馬ファン拡大につながるか注目ですね。