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日本のニュース番組は火事が大好き、いや、みんな火事が大好き

土日の昼はランチしながら12時からTVでNHKのニュースを見ることを習慣にしています。ご存知のかたも多いと思いますが、番組の流れは、まず全国のニュースで主要な話題が取り上げられ、その後各地のニュースに切り替わり、ローカルニュースが放映されます。

ちなみに先週の週末はこんな感じでした。

全国のニュースは当然安倍首相の訪米から。

www3.nhk.or.jp

そして米中の経済戦争。中国による知的財産権侵害に対抗するためのアメリカの当然の制裁なのに、トランプさんが子どもの喧嘩を煽っている愚か者のように報道されるのはなぜでしょうね? また、日本のメディアが中国の悪口は絶対に言わないのは、脅されているのか裏で通じているのかのどちらかだと思うのですが、後者かな。

www3.nhk.or.jp

そして北海道の電力不足問題。なぜ原発再稼働を議論しないのか不思議でなりません。まあ冬に凍死者でも出ないと世論は変わらないんでしょうね。ミサイルが実際に落ちて死者でも出ないと誰も真剣に国防を考えないのと一緒。熱中症で高校球児が死ぬまで甲子園が夏開催なのと一緒。

www3.nhk.or.jp

まあ、愚痴は置いておいて、こんな感じでした。他にも白鳳の優勝記者会見とかあった気がします。

さて問題は各地のニュースです。自分は東京に住んでいるので関東地方のニュースです。そのTOPに報道されたのは・・・

www3.nhk.or.jp

火事ですよ?単なる火事。なぜ火事がTOPで報道されないといけない?大火や爆発事故、事件性のある出火、連続放火などならともかく、単なる住宅の火事なんてどうでもいいじゃないですか。

気のせいかもしれませんが、最近日本の地上波のニュースで火事の映像を頻繁に見るようになった気がします。

資料によると、平成29年の火事の件数は 39,373 件で、死者数は1,456人。こちらの数字はどちらも対前年比で増加しています。出火原因の1位はタバコ、次が放火だそうです。

http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h30/08/300807_houdou_1.pdf

まあだから確かに火の用心の啓蒙のため、定期的に報道すべきなのかもしれません。

でも、ここで交通事故の場合を考えてみましょう。70年代には1万人以上の交通事故での死者が出て、交通戦争とも言われましたが、以降減少傾向に転じ、昨年は3,694人。シートベルトの普及や飲酒運転の厳罰化など、不断の努力の賜物です。統計が残る1948年以降では最も少ない死者数なのだそうです。とは言え、火事に比べると2倍以上の死者数です。

www.jiji.com

交通事故より全然少ない死者数の火事をニュースが頻繁に報道するのはなぜでしょうか。啓蒙の為、という理由だけでは不十分な気がします。

TVだけじゃない、みんな火事が大好きなんです。

最近近所で火事がありました。あのきな臭い匂いが付近に充満し、けたたましいサイレンの音と光、消防車が多数駆けつけて道路には放水用のホースが敷かれ、火事の現場はさながら戦場のよう。付近の住民(ヤジウマ)が大勢現場を取り囲んで見守ります。自分も知らず知らずと足を止めて見入ってしまいました。もちろん火事が延焼したら危ないから近所の人からすれば現場を見る必要があるのはわかります。でも、やっぱりみんな火事が好きなようにしか見えません・・・

そしてスマホの普及で迫力のあるTV映えする一般人の撮影した火事の映像が簡単に入手できるってことが拍車をかけているのは間違いないでしょう。つまり;

みんな火事が好き

スマホで撮影する

TV局に提供する → TV映えするいい映像だから使う。

シンプルにこういうことなんじゃないかなあ・・・

ドライブレコーダーの普及でこれからは事故動画が増えそうとも思ったんですが、流石に自動車事故はエゲツないので、吉澤ひとみさん事件みたいな有名人案件でないとTVには向かないんじゃないかなあ・・・火事は結局炎だから、キレイと言えばキレイだけど、自動車事故はむき出しの「惨事」だから。

www.youtube.com

火事くらいがTVにはちょうどいいのかもしれませんね。